駐機場



2006年02月06日

Aerocar III
シアトル航空博物館にて。

モールトン・テイラーによって造られた、「エアロカー」です。
エアロカーは自動車としても、飛行機としても使用することが公認された「道路を走ることが可能な飛行機」でした。
原型は1949年に完成していましたが、1956年に、民間航空管理局(Civil Aeronautics Administration)によって認可されました
特徴は、もちろん「自動車」から「飛行機」に『変身』するところ。

道路を走るときは、折りたたんだ翼とテールの部分をトレーラーのように牽引します。
そして、いざ飛行!というときにはテールの尾部の推進式プロペラの駆動軸をナンバープレート裏のジョイントに接続し、翼を所定の位置に動かして、ピンで固定。
『変身』に要する時間は、およそ15分だったそうです。

全幅:34フィート
全長:26フィート

展示機は、事故に遭った『Aerocar I 』の翼の部分はそのままに、車の部分を改修して造られたものだそうです。



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